プロローグ

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時計の針は止められない。 終りの時を向かえるまでは。 短針と長針が7回天を仰いだときに、時は静かに眠りを告げる。 誰にも自分の元いた世界のことを告げてはならぬ。 告げれば針は7回目の天を仰ぐだろう――― 七回目の天を仰ぐとき、君は一体どうしているのだろうか… さぁ、針が時を刻み始める………
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