真夏

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「君はなんて言うの?」 その香に紛れて聞いた。 「私?神谷 美香子。美しい…に、香る子」 「あ、そうだよね!そんな感じだわ!」 名前なんて、聞かなくてもよかったんじゃないか?見ればわかったじゃないか。 そんな風に思いながら、顔がまた少し熱をもった…。
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