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毎日毎日学校ではイジメられ
家に帰れば暴力
誰も助けてくれはしない
だからつまんねぇ世の中にサヨナラしたって誰かが悲しむヮケでも無い
別にこの世に思い入れもないし
未練も無い
屋上へと行く足取りは軽快にも思えた
風に吹かれ今にも飛び降りようとした瞬間
『お前の人生それで終わるっぺか??』
全身黒づくめの長身で髪の長い男が話しかけてきた
なんだこの不快な茨城弁💢
『シカトすんじゃねぇっぺよ💢
お前の人生それでいぃのか聞いてんだっぺよ』
世の中にはお節介がいたもんだ…
気にするな俺
早く飛び降りるんだ
『オイ‼聞いてんだから答えろよ』
うっせぇ奴だなぁ
『人のコトもわかんねぇクセに口出しすんじゃねぇっぺ💢』
『おぉ、やっと喋った
矢口暁寿クン』
『なんで俺の名前しってんだ』
『君のコトならなんでも知ってるっぺ』
クスリと嘲笑う
…新手の嫌がらせか??
それともストーカーか??
『嫌がらせでもストーカーでもないっぺよ』
‼なんで話してもないのに俺の気持ちが解ったんだ…
『今なんで俺の気持ち読まれたか不思議に思ってっぺ』
ニヤリと不適な笑みを浮かべる
『お前何者だ‼』
『俺か??俺は死神』
『嘘くさっ』
『生意気なガキだなぁ』
『ガキとはなんだよ』
『これでも信じねぇか??』
と下の道を歩く親父を指差し
『死ね』
手を上に伸ばし握り締めた
すると苦しそぅに心臓を押さえ倒れ込んだ
『そんな簡単に殺していぃのかよ』
『おやおや穏やかじゃなぃねぇ
まぁアイツは死ぬ運命だったんだよ』
『じゃあ俺も殺せ』
『それは無理』
『なんでだっぺよ💢』
『お前は死ぬ勇気あるくせ歯向かう勇気ねぇんだっぺな
そのくせ俺には歯向かうのな』
と嘲笑う
『なんだよいぃから殺せ』
『ハィハィ今日は無理だって
魂持って帰る気になんね』
『なんだよそれ💢』
『まぁ今日は無理
つか腹減ったからなんか食わせろ
因みに俺の名前は岩上だから』
なんだよこの自己中
つかこの流れって俺死ぬにはコイツ俺んちに居候決定??
嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
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