一章

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私は機械を破壊した後、森の中を彷徨っていた。 しかし歩けども歩けども視界に入るのは木、木、木。 我慢強い方であると自負している私でも辟易してくる。 ふと、立ち止まり空を見上げる。 なんと人が飛んでいた。 数にして十数人といった所だろうか。 彼らは魔術師だろうか。少なくとも文明の利器を使って飛んでいる様には見えない。 ということで魔術師の集団で決定。 魔術師とは元来群れない物だと聞いていたがそうでもないようだ。 陣形をとって飛行している辺り、軍隊かその辺りだろう。
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