プロローグ

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式が丸い機械―――ガジェットを破壊してから数分経った頃、機動六課は騒然としていた。 機動六課部隊長、八神はやては困惑していた。 森林に突如現われたガジェットの反応。それが数分も経たない内に全て消失したのだ。 ロスト、つまり見失った訳では無く、突如消えてしまったのだ。 どうにもガジェットの反応は同じ地点で消失したようだ。 「取り敢えず原因の究明を急いだ方がよさそうやな。現場に人を向かわせて」 はやてが指示を飛ばす。 隊員はそれぞれの役割を果たすべく慌だしく動きだす。 「何か厄介な事にならなければええんやけど…………」 はやては部下を不安がらせない様に、小さく呟く。
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