第一章 第二話

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「あっ!落雷~」 元気なツインテールが近づいて来た。 「よっ!亜美!今から行くのか?」 「うん!それでお菓子でも買って行こうかと思って~! それよりも見てよこれ~!」 亜美は後ろを向いて、着ていたタンクトップを少しずらした。 「なにを見せる気だっ! ここはコンビニだぞ!!」 「いいからいいから~。 朝起きたら、なんか出てたの。」 そう言って亜美は背中をはだけさせた。 その背中には、黒く大きな印が出ていた。 「亜美も出たのか!」 「もってことは、…まさか!落雷も!」 落雷は着ていたTシャツの右肩部分を捲った。 そこには黒い印が出ていた。 「昨日、風呂入ってたら、肩が痛くなったからみたら、出てたんだ。」 「これで優まで出たら、最早運命だよね~」 「そうだな」
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