第一章 第一話

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「わ、私は午後から私の家がいい。」 優は緊張しながらそう言った。 「おお!積極的だね~!」 亜美はこちらを見てニヤニヤしている。なんだろうね? 「そうゆうことじゃないよ~」 「よし!明日は一時から優の家に集合!!!」 「「「「お~!」」」 「昨日の○○見た~?」 「いや見てないぜ。」 「え~。そうなの~!」 亜美と落雷が話す、俺と水原はその後を続く様に帰っている。 「南野君、明日…」 水原が小声で話しかけて来る。 「何?」 俺も小声で返す。 「明日…午前は空いてるかな?」 「あぁ。空いてるぞ」 「明日、本屋さんに着いてきて欲しいんだけど…」 何故二人なのか? と聞こうかと思ったが……やっぱ、やめた! 「俺も新刊欲しいから、一緒に行くわ」 「明日、十時に私の家に来て。」 「おう!」 水原、凄く嬉しそうだな。 そんなに本が欲しかったのか? それとも俺が一緒だから? まさかな。
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