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嘘だろ!全部、人によっては萌え系とか言うやつだぞ。
「これなんて持ってるよ~。」
ならこれはどうだと、買う予定の美少女系の漫画を見せた。
「あ~知ってる!」
まさかと思い俺が知ってるが、余り有名ではないラノベの作品名を出してみた。
「これは?」
さすがに知らんだろ。
「これとかが好きかな!」
俺はこの喜びで、宇宙まで飛べそうだった。
「まさか翔君が知ってたとは」
「俺もだよ、水原」
水原の家に戻る間、俺達は漫画やラノベの話で花を咲かせていた。
「あれ持ってるのか?
見せてくれ!」
「うんいいよ~。」
「よっしゃあ~!」
話が分かる人がいるってなんかいいな。
「んっ!」
水原が首の右側を押さえてしゃがみこんだ。
「どうした!?」
俺は慌てて駆け寄った。
「もう大丈夫、だと思う…」
「そうか?…ってそれ!」
水原の押さえていた場所に俺の右手の甲に出てきた印とは形が違うが、似たような黒い印が出てきた。
「首に俺に出てたのと似たよな印が!」
水原の首の右側を携帯で写真を撮って、
水原に見せた。
水原は困惑しながら呟いた。
「何これ?」
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