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「…ふ…ふふ…あはははは!!"ハイネ=アーデンベルクはギルドマスターと共にいます"?あはははは!!笑わせてくれるじゃない!ハイネ!!」
白髪の少女アイラは肩を震わせて笑い、遂には声を大にして笑い始めた。
「……………」
対するハイネは無言。アイラの嘲笑にも微動だにしない。
「…ははは…はー…そうだハイネ、久しぶりに逢った記念にいいコト教えてアゲル」
アイラは口元を歪に歪め、ハイネはその言葉にピクリと反応する。
「既に神器、不敗剣『クラウ・ソラス』は私達の手にある」
その言葉にハイネは僅かに眉を顰めるも、フッと微笑み、口を開く。
「現存するエリン三秘宝が一つ。
不敗剣
…アランさんの持つ魔槍、マスターの持つ運命石そして…」
ハイネは話しながら天地創世を消し、その手に一つの巨大な釜を召喚した。
「…ッ!?まさかーー」
「私の保有するエリン四秘宝最後の神器…
煉魔釜
これで数多ある神代の秘宝の内、私達が保有する神器は7つ。例え不敗剣といえど勝てるとは限りませんよ」
ハイネは驚愕に目を見開くアイラに向かって不遜にそう言い放ったのだった。
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