プロローグ

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それは遥か太古…まだ世界以外何も存在しなかった頃… 「私は認めん!あの世界にヒトを創るなど!!」 「お願いします…ヒトにもう一度チャンスを…」 「ならん!!ヒトは何度過ちを犯した!機を与えれば星もろとも自身を滅ぼし!魔を与えれば身勝手な考えによって滅亡した!何度同じことを繰り返したと思う!!」 「それは…ー」 「下がれ…もうお前は神ではない…」 「…わかりました…ならば私はヒトの身と成って世界を守る。私…いや俺は信じている!!何万回、何兆回、例え無限に近い回数を数えようとも!!必ず過ちに気づき、世界を変えると!!」 そうして一人の神はヒトとなって世界に降り立った… そしてヒトを創り、世界に魔法を与えた…。 魔法世界(クラディット)教本『神話(世界の起源)』より抜粋… .
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