世界観

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この世界は《クラディット》と呼ばれ、生物、草木に至るまで、万物全てに魔力が宿り、ヒトは魔術、法術と呼ばれる力を使うことができる。 大陸は6つあり、 その内人族(人間)が暮らしているのは3つだ。 一つ目は世界の中心にあり、最大の面積を誇る大陸(ズー)。この大陸にはさまざまな種族が存在し、人族、妖精族、小人族などが代表的だ。 二つ目は、面積こそ《ズー》の半分ほどしかないが、大陸の約八割が広大な森林に覆われ、小人と人族は助け合って木の上に住処と結界を作り、魔獣から身を守っている。 そして三つ目は、砂漠、荒野が数多く点在し、人族が住める大陸で魔獣が最も多く出現する大陸だ。 そして残り三つの大陸の内、1つは遥か上空に浮かび、生物が存在しない空中大陸(アスラク)。この大陸はギルドを創設した初代ギルドマスター【ニコラス=フッドウェッジ】が発見した大陸だが、彼がどうやってこの大陸に辿り着いたかは謎のままだ。 二つ目は《ズー》より南に数百キロ海を渡った所にある遺跡の(ガブリエル)。水の天使の名を冠すこの島は至る所に水源があり、度々スコールが降る。そして遺跡は数え切れないほど存在するが、未だに生きて《ズー》などに帰った探検隊は一組だけだ。 そして最後は各大陸から遥か遠くにあり、《ズー》に続き、世界第二位の面積で、別名魔獣の楽園とも呼ばれる《ベルゼー》。この大陸はギルドで危険指定SランクからXランクまでの危険な魔獣が存在し、大陸の中心部には魔獣が生み出されていると言われている巨大な穴【ガゼルホール】がある。
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