プロローグ

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神奈川県の有名なデートスポット。 「…はぁ。」 一人の男の子がお洒落なカフェでため息をつく、原因は彼の待ち人にあることは間違いないだろう。 「今日は何時間遅れになるんだ?」 静かにアイスコーヒーをブラックで飲む、もちろん砂糖やミルクなど甘いモノは彼には必要ない。 彼は大学1年法律学部所属、名は山下徹。 何故、待ち人は現れないのか。 それはいつもの光景であり、彼は諦めていた。 「―ごめんなさい、また遅れてしまいました。」
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