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家の中に無事入ることができ、私も無事地に足を着けた。
急に冷静になったせいかちょっと寒くなってきた。ひとまずお風呂入って温まらなきゃ。
急いでお風呂場に行き、浴槽にお湯を入れる。そして、玄関にいる楓にタオルを持っていった。
「お風呂入ろっ、着替え貸すし」
『……一緒に？』
思わず持っていたタオルを落としそうになってしまった。
「はっ!?一緒に!?な、な訳ないじゃんっ!!!」
『え、だってお風呂入ろって』
右に首を傾け不思議顔。タオルでなぜか私の髪の毛を拭きながら楓が言った。
お風呂入ろって一緒にって意味じゃなくて……！
『じょーだん、顔真っ赤だよ』
私があたふたしていると楓はそう言って私の頬を軽く触った。
なんか楓キャラ違うくないっ!?
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