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「布団1つしかないし」
『いや…!俺床で寝るから』
「それなら私が床で寝るから楓がベッドで寝て…」
『いやそれはダメっ!!』
ラチがあきません。
「いいから楓はベッド!」
『いや、四葉がベッド!』
「楓が!」
『四葉が!』
そんなやりとりを続ける事2分。もういい加減めんどくさい。
「もーっ!!一緒に寝ればいいじゃん!!さっさと寝るっ!!」
私はテレビの前に座ってる楓の腕を引っ張った。
『ちょ…、分かった分かった』
楓は立ち上がろうとした……が、足がもつれ私の方に倒れてきた。
「わっ…!」
私は思い切り後ろに倒れ、ゴツッ!と言う鈍い音と共に後頭部に痛みが走った。
ん………?
お腹に重みが…。
倒れたはずみでつぶってしまった目を開けた。
「ぬぎゃぁぁぁぁあ!!!!」
か、楓が乗っかってる!!
こんな少女漫画のお決まり☆みたいな事が起こってしまった…!
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