いつもの朝?

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「んっ……っやぁ……ぁ……ッ」 「加浬……可愛い……」 そう言って動きを激しくする兄貴。 俺はただ兄貴にしがみついて喘ぐだけで。 「加、浬……っ!」 「るう……っっ」 俺たちは互いの名を呼びあって果てた。 俺は、中で兄貴が欲を吐き出すのを感じながら意識を手放した……。 ―――――――――― ―――――― ―――― 「ん……」 俺はベッドの中目を覚ました。 身動きが取れないのは兄貴の腕が絡みついてるせいだ。 「……っ////」 兄貴のぬくもりを感じながら、昨夜の行為を思い出して急に恥ずかしくなった。 何回やったってなれるわけがない。 兄貴の胸に額を押しつけて、もう一度眠りに就こうと目を閉じた。
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