第1話 姫様が男の子?

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やっぱり夜は寒いな 俺はジャケットのポケットに手をツッコミ肩をすくめる 夜なのに大勢の人混み 仕事帰りの疲れた顔したサラリーマンやOL だらしなく床に座り込んでる学生たち ゲーセンでたむろってるガキども たく、とっとと家に帰えれよ これだから日本はだめになっていくんだ おじさんは悲しいぜ 俺が大統領だったらこんなの変えてやるのに! てはいはい無理ですよね はぁ さっさと漫画買って帰るか 俺は目的の漫画に一直線に向かい会計をすまし店をあとにした 時刻は21時前 この時間だとさっきより人が少なくなった 人の気配がしない公園 こういう公園だとなにかありそうだよな 「このアマ!なめてんのか!?」 ええぇ!? マジで~かよ なにか公園の奥から罵声が聞こえるんすけど(汗) あれ なんで 足が勝手に 進んでく わけがわからない だけど 俺の本能が行かないといけないと 訴えてくる 俺はあそこに行かないと!
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