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目が覚める。俺はベッドに寝ていた。CBはもう壊滅状態で、みんなバラバラになってしまっていた。
眠っている間、何か聞いたような気がするが、思い出せない。
何もやる気が起きず、自分の部屋のベッドに横になっていると、ふいに扉が開いた。ロックはかけておいたはずなのだが。不思議に思い目だけを扉に向けると、そこには跳ねるハロの姿があった。
「ティエリア!ティエリア!デンゴン!デンゴン!」
機械音声で捲し立てる球体に怪訝な視線を向けるが、それを気にもせずに(機械だから仕方がないが)傍まで近寄ってきた。
こちらの意思に関係なく、メッセージは再生される。
「ティエリア」
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