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紫杏
(目の前のフリと獣を見ながら躯の異変に気付く紫杏)
『……つっ……躯……アツイ……にゃ……❗❗❗』
(何かに反応しているのか紫杏の躯が光り出す)
フリ
『紫杏様っ…………❗あれは……イノセンス❗
何故…紫杏様の躯に……?』
LEVEL1
『ヤハリナァ…マッタカイガアッタゼェ❗
ソレヲヨコシヤガレ❗❗ガッ………?💦』
紫杏
(光の塊が音もなく獣の躯を貫く)
LEVEL1
『ナッ…カクセイダトォォォ……❗⁉』
紫杏
(光を纏いゆっくりと獣の方に歩き出す紫杏)
フリ
『LEVEL1をアッサリと………マズい❗❗❗
イノセンスの暴走………紫杏様ぁーーっ❗❗
(必死に呼び掛けるが…応答が無い)
私の時と…同じ……あれは……覚醒遺伝…❗
だから…私だった…旦那様そうなんですね…?』
(崩れ落ちていく獣の躯を、
静かに見る紫杏の躯に、色とりどりの光が、
戻っていく…)
紫杏
『………………………』
(光が全て戻ったのか森は月明かりだけに戻る)
フリ
『やはり…覚醒イノセンスですか…月の光………
あ、紫杏様❗❗大丈夫でございますかぁ❗❗』
(紫杏に走り寄るフリオニール)
ぐぅっきゅるるるるるるる
(静寂を引き裂くお腹のなる音が辺りに響き渡る)
紫杏
『おなかすいたにゃぁ❗』
(辺りをキョロキョロしながら何事もなかったようにフリに笑顔をむける)
フリ
『たはは💦
紫杏様、帰りましょう💡此処は危険ですからね💡
ご飯…作りますよ?💡さぁ…、(手を差し出す)』
(覚醒型のイノセンスを保護するのが…私の……
紫杏様……。)
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