†悲鎚の旅立ち†

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紫杏 『フリ…………ありがとにゃぁ…………』 空に出ている虹に目をやる フリ 『どうかなさいましたか……あ💡虹💡…❗ (紫杏を頼んだぞ…フリオニール………。) え……は、はい❗旦那様❗命に変えても、 紫杏様を…私が、必ず…必ずお守り致します❗』 (草木が優しく揺れる…風が、心地好い) 紫杏 『………ご主人[?]』 (大好きなご主人に頭を撫でてもらい声が聞こえた気がした。) 紫杏。ここを離れて幸せにおなり… お前は私の最高の宝物だよ……。 フリ 『…さぁ…屋敷の地下へ…紫杏様? (旦那様ですね…良かったですね……紫杏様💡) 荷物と着替えを、ご用意致しませんと……。 それに、悪魔が来る可能性が有ります。 私から、離れないで下さいね………。』 溢れる涙を拭って空を見上げる。 見上げた空は『何も心配入らないよ?』って言ってくれているようだった―。 紫杏 『フリ。行きましょう…[?]』 フリの手を掴んで屋敷の地下室の方向に歩き出す フリ 『紫杏様……。』 (手を取るフリオニール地下室へ向かう) だだっ広い地下室……暗く…明かりも無い…。 普段で有れば、ライトが付くのだが。 総配線も、焼け落ちている為…お化け屋敷の様だ。 紫杏 『うわぁ…………… 真っ暗………💦💦💦にゃんか出てきそうで怖いにゃん〓〓 本当にここに入るにゃか…[?]』 (耳を下に下げてフリにしがみつく) フリ 『仕方ないですね💡此処は…光の精霊に………💡 (ライティング❗❗) あ、紫杏様💡この光の球を、持って居て下さい💡』 (光の精霊を紫杏に手渡すフリオニール)
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