始まり

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私「あ…先生まだ来てないよ」 口ぱくで私は女の子に話しかけてみた。 ?「…?」 女の子は首を傾げて私を見る。 そうだよね。席の列1つ分離れてるんだから、読み取れないよね。 そう解釈した私は、指でオッケーの仕種をした。 すると女の子は「!」と笑顔になり、ゆっくり席に座った。 私「!」 女の子は、右の列の、1番後ろの女の子の席に座った。 そっか。あの子も後ろの席だったんだ。でも後ろ姿を見るしか出来ない私。 ガラッ その時、前のドアが勢いよく開き担任が入ってきた。  
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