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「…本当、こんな野郎ばっかの学校、よく来る気になったな」
俺がお前ならお断りだ、と付け足す
「…俺…し、新人だからっ…選べない…」
「んー…確かに選べるもんじゃねぇなぁ…」
一人納得したようにうんうんと頷く
三条と言えば、逃げたくても恐怖心で足がすくみ、何も出来ない状態だった
「まっ、野郎怖いなんてバレたら、即解雇かもしんねぇがな」
「えっ…!!!」
勿論、そんなすぐに解雇になるわけではないのだが
坂井は三条が新人なのを良いことにベテランの威厳を見せつけていた
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