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そう言うとその女を思い出したのか、はぁ…と大きくため息をつき、ポケットから煙草を取り出し火をつけようとする坂井 「ちょっ、坂井先生!!! ここ学校ですよ!?」 「わかってるよ、んなことは」 「校内は禁煙です!!! ちゃんと守ってください!!!」 「…はぁ…全く、変なところで正義感強いんだな」 「!!!…す、すいません…でしゃばって…」 居心地が悪そうに俯き、うなだれる三条 坂井は三度目のため息をつき、三条の頭にポンっと手を乗せた 三条はビクッと大袈裟に反応した後、坂井を見上げる 「な…なんですか…?」
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