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3ヶ月後僕は少し高い店に行こうと雪にメールした。
友達からディナーショーのチケットをもらったのだ。
僕もきちっとしたスーツでキメてみた。
でも雪の格好には驚いた。
待ち合わせ7時。
カツン、カツン、と遠くからヒールの音が後ろから聞こえた。振り返ってみるとそれは雪だった。
シンプルにも見えるドレスだが薄ピンクて靴の下まで裾がある。
ア然とする僕に雪は「変かな??」
「ううん、似合う。雪らしい。」
僕はほめて頭撫でた。
僕にとってディナーショーなんて関係なかった。ただ雪が頑張って生きてオシャレしてるのが嬉しかった。
ディナーショーが終わって送るべきだった。
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