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「ここはどこ? 私は……私。記憶はある。でも、ここがどこなのか分からない……」 亜希は360度グルリと見回し、 更に逆回転して周囲を確かめた。 しかし、 辺りは漆黒の闇。。。 目の前には、微かではあるが、真っ暗闇に浮かび上がる長い階段。 「どこに繋がってるの?」 亜希は、ただひたすら、その階段を登った。 とにかく登った。 しつこく登った。 一向にゴールが見えない。 それでも登った。 すると、 ようやく突き当たりが見えて、 一枚の扉が。。。
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