第1話

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サム「なぁロア、いかにも魔導士って感じだな」 サムはひそひそ声でロアに話しかけた。 ロア「あぁ、その通りだな」 アロードは、白いひげを伸ばしていて、丸い眼鏡をかけていた。先の曲がった杖をつきながら、試験の説明をした。 アロード「五人ずつ前にでて、右から順に自信がある魔法を披露してもらう、あと、何の属性を使えるかも教えてもらう。では五人前へ」 参加者A「使える属性は火です、それでは、ぶつぶつぶつぶつ」 参加者Aは片手で魔法陣を書いて、欄に火という文字を描き、呪文を唱えた。 参加者A「はぁぁはぁっ!」 ゴォォォという音とともに赤くメラメラ燃えた球体がでてきた。 アロード「ふむ、よろしい。では次」 そんな感じで試験はすすんでいった。 そして、ロアの番が回ってきたのだ。
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