‐レイプ(翔)‐

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れいはあたりを見回したあと、絶望したのか泣き出した。 れいはずっと助けを求め続けている。 もう耐えられない。 早くれいを助けなければ。 でも、俺一人でここかられいを助け出すことは無理だ。 俺がもっと強かったら、れいをここから助け出すことができたかもしれないのに……。 そんなことを考えているうちに、周りにいたやつらは行動を開始し、みんな手にナイフを持ってれいを囲んでいた。 俺がまだ来てないことに気づいた上野は、俺の方を向いて軽く手招きした。 .
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