小学生時代

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戦後は、食べるものがなく、長女だった母親は自分の食べる分を姉弟にまわしたと言っていました。 ある日、たまらなくなり、誰もいなくなった隙に、1合の白米を急いで炊き書き込んだそうです。そんな話を、涙ながらにはなしてくれました。 多分、家族でも僕だけに話してくれたんだと思っています。
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