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「はい…確かこのペルシア戦争からです。」
菅は
丁寧に指で
教科を指示した。
「おーありがとう。お前ええ奴なや~俺、このままいびられて過ごさなあかんかと思ったわ」
「えーそんなわけないですよ。」
僕は満面の笑みで
応える。
この先生…
笑うと…
僕はこの時間
先生のことが
なんか気になって
ずっと見てた。
細い身体やけど
筋肉もついてそう…
陸上とかバスケ
やっとったんかな…
それと
細い指…
初めて
チョークに
なりた…『バン!』
痛たぁー
「もう誰やねん…」
そう言って
顔を上げると
そこには
福田こと
福ちゃん…
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