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「あ゛~しんど。
余裕もって準備すればよかった。」
「ほんまや~マラソンする前に疲れた。」
『お前らギリギリやで~!はよう並べ。』
「「はーい」」
そう言って
2人は自分らの席についた。
『今日は、川沿いを走るからな。距離は3キロぐらいやし、楽やろ』
3キロ💥
俺、絶対無理やん。
1キロがやっとやのに…
『じゃぁ起立!さっさと走れ!』
そう先生が言うと
一斉に走りはじめる。
俺の隣は
勿論福ちゃん。
「俺、ずっと気になっててんけど、菅ちゃんの白衣さぁ~」
「何~?」
「袖とか長すぎひんの?流すぎたら薬剤ついて怒られるやん?」
「それは大丈夫!お母さんが僕の腕に合わせて縫ってくれてるし✨」
「あっそうなんや!すっきりしたわぁ~」
「そりゃよかった。」
―その頃―
『徳井~袖短すぎるやろ!』
「すいません。俺、腕伸びたんかなぁ…(笑)」
『そんな訳あるかっ!人に借りたんやろ!忘れ物につき2点原点。』
―――
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