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「紅刃っっっ!!!!!」
橋につくと全身ピンクの女のコが、アプリコットブラウンの巻き髪をはずませて走ってきた。
「ひさしぶりじゃんーっっ!!最近こないから!寂しかったよぅっ!!!」
溶けるよぅなシュガーボイスで
女のコは嘆いた。
「ごめんごめん糖架。忙しくてさ💦」
糖架と書いて"とぉか"
シュガーボイスの女のコの名前だ。
「紅刃ゎ普段何してんのー??いぃかげん教えてよぅ!!」
潤ます瞳。しかし
「だーめだょ!ひみつひみつ。女は秘密でできてんの〓」
紅刃はちゃかすよぅに
手をひらひらさせた。
「なにそれーっ[★]」
膨れっ面の糖架を尻目に
紅刃は目を逸らした。
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