1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
僕が怖れるものは
他人(ひと)の心の中
どう思われているかわからないから
話しかけない
嫌われたくないから
話しかけない
でも誰とも話さないと淋しいから
代わりにイヤホンつけて歌を聞く
鼓膜とイヤホンの間に音の壁張って
誰の声もこの壁を
壊せないように音量上げるんだ
けどどんなに分厚い壁を作っても
君の声だけは
何故か聞こえるんだ
「何で片方にしかつけないの?」
って聞いてきても
「まぁ…ね」で話はぐらかす
その答えはもう少し
仲良くなったら教えてあげるよ
最初のコメントを投稿しよう!