02:偶然な出会い

8/9
前へ
/21ページ
次へ
    「さっきとはえらい違いだな」 「え?」 ポンッ。彼は私の頭に手を置いた。 「『そこのオヤジ!』だっけ?」 「あ…」 私は思わず、頬を染めた。 すると彼は小さく笑った。 「可愛いね~女子高生は。じゃまたいつか」 そういうと大きな手が離れていく。 彼は小さな扉の奥へ姿を消した。    
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加