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自宅の外に出た猛は辺りを見回した。猛は集中し、自分の霊感をフル稼働させた。
「…どこ行った?」
するとまたあの寒気を感じた。どうやら自宅の近くにある神社の方角みたいだった。
「!!見つけたぞ。…神社か。」
猛は急いで神社に向かった。
神社の前に着いた猛は足を止めた。
さっきの何倍もの寒気がかれを襲い、恐怖で身体が固まってしまったのだ。
「なんか超怖いんですけど!でも、ここまで来たんだ。行ってみよう…。」
猛は覚悟を決め、神社の鳥居をくぐった。
ここの神社は少し有名で案外広い。
だが猛は霊感を使い、すぐにあの女性を見つけた。
「あ、いた!おい…」
駆け寄ろうとしたが、猛は反射的に傍の建物の陰に隠れた。
「なんだよ………今のっ!」
猛は見てしまったのだ。
この世で見たことの無い……………
恐ろしい化け物を。
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