エピローグ

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こうして、俺と先輩の一日限りの奇跡は終わりを告げた。   先輩はもういない。 でも確かに俺の中には掛け替えの無いものとして存在している。 俺は今日という日をいつかは忘れるだろう。 しかし、先輩の存在だけはどんなに時間が経とうとも忘れはしない。 それが、俺が先輩の想いに応える唯一の方法だと思うから――
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