39人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
《城門前》
マリオ「おーし全員いるかー?いないやつ挙手ー」
マルス「無理だし」
マリオ「無理じゃない!!人間やればなんでも出来るんだ!!」
マルス「無理だし」
ウルフ「バウワウ」
マリオ「ちょw人じゃねぇ奴いるw」
リンク「べったべたなネタやってないでさっさといこーぜ」
マリオ達が漫才を繰り広げている間に、全員が集まったよう。
マリオ「じゃあスネークのと僕のと4人づつ別れて乗って」
マリオの指差す先には、白のワゴン車が二台。
ポケトレ「スネークさんはともかくマリオさんは免許持ってるんですか?」
マリオ「愚問だな。レース用の免許も持ってる」
ファミコン時代から持ってる年季ものです。
ピット「…僕スネークさんのほうに乗ろう」
ポケトレ「僕も…」
マリオ「あれ?なんでそんな引き気味?大丈夫だってー」
レーサーファミリーチームマリオカート
マルス「…姫もスネークのほうがいいですね」
ゼルダ「え、公平に決めないと…」
マルス「レディーファーストですから」
ここの王子はやたら女性に優しいです。
ファルコ「よっ、馬鹿王子」
マルス「なぜわざわざ馬鹿ってつけた?殺すぞ鳥」
リンク「じゃあ残りはマリオな」
スネークのワゴンに乗り込むゼルダに続いて、自然に乗り込もうとするリンクを、素早くそれに気付いたウルフが捕まえた。
ウルフ「当然の用についていってんじゃねぇお前はこっち」
リンク「えっ」
アイク「うっぷ…」
マルス「アイクは乗り物に酔いやすいからスネークのほうね。ってもう酔ってるけど」
ファルコ「器用なやつ…」
リンク「えっ、まじ!?ゼルダッ、ゼルダーッ!!」
ゼルダ「……………(無視)」
リンク「シカトーッ!?」
ようやく、車に乗るメンバーが決まった。
マリオ「久々だから血がたぎるぜぇ、シートベルトはしめたか!?マリオ!いっきまーす!!」
キー解除→アクセル全快
ギュラララララララ!!!
リンク「ちょ、なんでレース用のテンションで行こうとすんだよ!安全運t」マリオ「イャーーーッハァーーーーッ!!」
ドギュン
スネーク「……俺達は安全運転でいくぞ」
ピット「……当たり前ですよ」
こうして、ようやくメンバーは移動を開始したのだった。
最初のコメントを投稿しよう!