英雄 ~君を守るために~

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王「とうとう明日出発じゃな。」 そう‥‥精霊界に行くの明日なのだ。 シオン「それにしても精霊界に行くのが出産するのより早いとはな。」 シオンが暗い顔で言うとみんなの顔も暗くなった。 ユーリ「早く戦いを終わらせて帰ってくればいいだけよ。」 そんな中ユーリだけは違った。みんなが暗くなっているのにユーリはシオンが帰って来るのを信じていた。 シオン「あぁ、そうだな。早く終わらせれば問題ないか!!」 ユーリの明るさにみんなもつられ戦いの前日とは思えないほどの笑顔だった。 シオンとユーリとラウルは学園の同級生で学園のときに戻ったようにしゃべり合っていた。 話を終えたみんなはそれぞれ寝室に向かい戦いに備え静かに闘志を燃やしていた‥‥。 .
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