英雄 ~君を守るために~

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次の日の朝。 決戦当日。 城の前にシオン達はいた。 ユーリ「シオン‥‥帰ってきてね。」 ユーリは昨日明るく振る舞っていたがやはり不安だった。それが今抑えられずにいた。 シオン「大丈夫だ。必ず帰ってくるから。」 シオンはユーリに優しくそう言うとユーリにゆっくり近づき口づけをした。 シオン「じゃあ、行ってくるな。」 ユーリ「うん。いってらっしゃい。」 シオンとユーリは笑顔で言うとシオン達は出発した。 はずが‥‥シオンが戻ってきた。 ユーリ「シオンはやっぱりどこか抜けてるわね。なにか忘れたの?」 ユーリがそう言うとシオンは言った。 シオン「子供の名前考えたんだ。‥‥女の子が――で男の子が――だ。」 それを遠くで見ていたルシファーだったが離れていたので子ども達の名前まで聞こえなかった‥‥。 .
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