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ここは世界の西側に位置するカナリカ国のある武器屋。
その武器屋の屋根の上で少年が昼寝をしていた。
「ソラー!!下りておいでー。」
昼寝をしている少年を下から1人の女性が呼んでいるが、起きる気配がない。
少年はソラ・アイランス。瞳は碧で髪は耳にかかるくらいで真っ黒だ。
何回呼んでも起きないので女性ははしごを持ってきて屋根の上までやってきた。
「どうやって上ったのかしら、屋根の上なんて。‥‥ソラ!!」
女性が上ってきてソラの顔にビンタした。‥‥往復で。
ソラ「痛っ!!痛ってー!!母さんなにしてんの!?」
ソラはいきなりビンタされ頬をおさえ涙目になっている。
「ソラが呼んでも起きないからでしょ!!早く下りておいで。」
女性‥‥いや、ソラの母親のアキ・アイランスはソラが起きたのを確認すると下に下りて行った。アキの瞳は黒で髪は赤で肩までかかるくらいの長さ。
アキが下りて行った後しばらく頬をさすっていると、下からアキのソラを呼ぶ声が聞こえソラも急いで下りて行った。
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