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2階に上がり部屋のドアを開ける。
ドアを開けるとベットの上に髪は腰辺りまであるピンクで瞳が黒の女性が座っている。
「ソラ様!!お帰りなさいませ。」
ソラ「ただいまカグヤさん。てか、屋根の上にいただけだよ。」
部屋にいた女性がカグヤ、カグヤ・ルナムーンである。カグヤはソラを見ると笑顔になり頭を下げた。
カグヤ「また屋根に上ったのですか?」
ソラ「うん。でも、あそこ気持ちいいんだよ?」
ソラはいつも屋根の上で寝るがそのたびにカグヤに注意されていた。
カグヤ「気持ちよくてもダメです。怪我しても私は光魔法は使えませんから治せませんよ。」
ソラ「怪我なんかしないよ。」
カグヤ「それでもダメです。」
カグヤの少し怒った顔になっていたのでソラは仕方なく頷いた。
カグヤ「約束ですよ?約束破ったら魔法教えてあげませんからね。」
ソラ「いつも教えてあげるって言ってまだ一回も教えてくれないじゃん。」
ソラはちょっと拗ねたように言うが何か思い付いたようであっと声を出した。
ソラ「あっ、そうだ。屋根上らないからソラって呼び捨てで呼んでよ。」
カグヤ「そ、そんなこと出来ませんよ。」
ソラ「ダメ。家族なんだから呼び捨てで呼んでよ。」
カグヤは家族と言われたことが恥ずかしかったのか顔が赤くなっている。
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