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カグヤ「稀属性はそれぞれある一族にしかない属性なんです。」
ソラ「一族?」
カグヤ「そうです。『示』の一族はアスカ一族、『木』の一族はマリュー一族です。その一族の中でも覚醒した人しか使えません。」
ソラは氷の属性がないことに気付いた。
ソラ「氷は?」
カグヤ「氷は木と示のように一族ってわけじゃないんです。氷だけは個人の伝承で、氷の属性を持っている人が決めた人にしか氷属性を受け継ぐことはできません。」
ソラ「氷は誰が持ってるの?」
カグヤ「氷を持っている人はわからないんです。昔から氷属性の人は正体を隠すっていう決まりがあるんです。何故だかわかりませんけど。」
ソラ「そうなんだ‥‥どうやったら属性わかるの?」
さっきは立っていたが今、ソラとカグヤは座りながら話をしている。
カグヤ「属性は魔水という水に魔力を流せばその属性によって水の色が変わるんです。火なら赤、水なら青、風なら緑、雷なら黄、土なら茶、闇なら黒、光は白です。稀属性は反応しません。あと光の強さで魔力量もわかります。」
ソラ「その魔水ってどこでもあるの!?」
ソラは早く属性を調べたくてワクワクしている。
カグヤ「魔水なら店に売ってませんでした?」
ソラ「ほんと!?」
そういうとソラは部屋を出て店のほうに行こうとしたがカグヤが止めた。
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