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「…よし。 進め。」
男がハンドサインを出し彼の仲間に前進を促す。
すると壁の陰に隠れていた男達が姿を現す。
男達はそれぞれ周囲を見回し、銃を構える。
特に危険はない。
直感し、彼らは銃を下げる。
「限界だな‥」
「いつまでこんな事してればいいんだ。」
レンとフェディック。
「お前らしくもないな。 いつものジョークはどうした?」
先頭を歩いているのはケイラーだ。
ガーディアンズブラヴォーチーム。
今や人員も装備も失われ壊滅したに等しいかつての精鋭部隊。
幸運か不運か、3人は生き延びた。
ウェストストリートから遠ざかり、逃げ続けていたのだ。
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