Chapterー3ー4

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「間違いないだろう。 レン開けろ。」 「了解!」 レンがアタッシュケースをそれぞれ開けていく。 12ゲージシェルのレミントン・ショットガン。 大型スナイパー・ライフル。 45口径のマグナム・ハンドガン。 近年凶悪化する武装犯罪に対する特殊部隊の装備強化。 それを名目にガーディアンズへ支給される予定だったはずの装備だ。 手違いによりウェストストリートの作戦には間に合わなかったのだ。 「こいつも‥ もらっておくか。」 レンが手にしたのはリボルバー・タイプのマグナムだ。 これは本来ブルースに支給されるはずだった装備だ。 それを腰のホルスターへしまい込もうとした瞬間。 「!!」 物音。 3人は目を合わせ二階へと向かった。 「キャアアア!」 部屋の一角で一組の男女が店の店主とおぼしきゾンビに襲われていた。 「止めろ!!」 レンが先ほど入手したショットガンをゾンビの頭部へ撃った。 ゾンビは頭をミンチにされ倒れる。 「‥あんたは!?」 「あっ!」 レン達の前に現れた女性は意外な正体だった。
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