Chapterー3ー4

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「ふう‥ 疲れたな。」 バーガーショップからそう離れてはいない広場。 チャーリーはベンチに腰掛ける。 ーじじくさかったか。 苦笑すればそんな事はどうでも良くなった。 ただし、彼の目の前の風景が彼を現実へ戻す。 いつもならば人と活気で賑わう広場も廃墟のような光景になってしまっている。 任務がなければオフで遊びにきてそのような光景に溶け込むことが出来ただろう。 「‥俺が 頑張らなくちゃ。」 チャーリーという人物も一人の人間。 新人の彼には思いと希望があった。 U.B.C.S.の精鋭 バーネット任務部隊の隊員としてこの街を救うのだと。 そう思ったいた。 しかし。 その思いが無惨に打ち砕かれようとは。 彼の頭上からそいつは迫って来ていたー 「ククク… 見つけたぞU.B.C.S.の犬が…!」 その者の悪しき意志を乗せ、迫る怪物。 マスキート。 Dr.マートンの放った使者がチャーリーに襲いかかるべく急降下していった。
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