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「来るな! 来るなあっ!!」
叫び、アサルト・ライフルを目の前の怪物に撃ち散らす。
チャーリーはひどく錯乱していた。
ベンチに座っていたチャーリーは突然怪物の襲撃を受けた。
弾丸を受けても怯む様子はない。
ゴキブリのように黒く、大きな体をした怪物の頭には二本の触角、 鋭い爪のついた足があった。
不気味な怪物にチャーリーは完全に防戦一方だ。
アサルト・ライフルを撃ち、後退するしか出来ない。
しかしそいつはジリジリと近づいてくる。
「‥! そんなっ!」
トリガーが虚しく音を立てる。
弾切れ。
チャーリーは動けない。
「愚かなる犬に教えてやる‥」
Dr.マートンは怪物=マスキートから送られてくる映像を見ていた。
恐怖の表情を浮かべただ立ち尽くすチャーリー。
「我が反逆の剣。 これはその前哨に過ぎないことを。マスキートよ、殺せお前の思うがままに…!!」
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