Chapter-0

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それは彼がわずか12歳の時の事だった。 「彼」は当時の親友の元へ遊びに出かけていた。 家でゲームをしたりバスケットボールをしたりした。 ごく普通の日曜日のハズだったのに、「あいつらが」入ってこなこれば… 彼の自宅は都会の中心地よりも外れにありそんなに騒音も響かない、だから彼は家を気にいっていた。 しかし家に自転車で帰ってすぐに異常を感じた。 正面玄関の鍵が閉まっていた。 「パパー?ママー?」 叫んでも両親は出て来ない、幼児の頃ならば泣き出してる頃だったハズだ。 彼は家の裏口へと回った。 そして裏口に鍵はかかってなかった。 ドアノブを回して入る、「パパー、ママー? ただいま!!」 彼は普通に叫んだ だが反応がない… 「どうして?」 彼はそのままリビングへと歩む、そして見つけた、両親を… 「!! パパ!? ママ!?」 二人はロープで縛られていた。 「待ってね、今ほどくから…」 両親のロープを外そうとしたその時だった。 「!!うッ…」 背中に痛みを感じた。殴られたのだ。 それも銃で。 よろめきながらも彼は殴った人の方向をみた。 するとショットガンや自動拳銃を持った男達が三人立っていた。 男達は彼にロープをくくりつけた。 そして彼の父親に何か言っていた。 「あれの研究成果を… ートンに…渡せば…なんだよ!!」 「帰りたまえ!! 君達に渡すものなど…それに息子を離して…くれ!!」 男達と父がいい争っていた。 すると外からサイレンが聞こえた 警察がきたのだ。 男の一人が父の胸ぐらをつかみ怒りかかった。
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