592人が本棚に入れています
本棚に追加
「バーネット隊長!」
ウィルたちが近づく。
「やりましたね、これで…」
「ああ、安心だな。」
バーネットはアサルト・ライフルを拾うべくしゃがみこんだ。
瞬間、マスキートの眼孔が鋭く光った。
「! 危ない!!」
「生きてる!?」
言った時には遅かった。
マスキートの触手がバーネットの首に突き刺さる。
「ぐあああ!!」
「隊長!? そんな!」
「畜生!!」
叫び、ウィルがバーネットに近づく。
「隊長を放せ!!」
突き刺さった触手を引き抜こうとする。
しかし、なかなか離れない。
「ウィル、戻れ!!」
「ウィル、駄目よ!」
ブルースとランスが警告する。
その間にもマスキートはウィルに近づく。
「……ぐぅ! こいつ…!!」
後ろを振り向きハンドガンを撃とうとした。
しかし、後ろを振り返ったウィルの顔面にマスキートは何か赤い液体を振りかけた。
最初のコメントを投稿しよう!