1人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
カーンッ!!
「お、桜の奴やりやがったな」
「はいっ、これでみんなの今月のお給料四千円です」 眞子がうれしそうにそう俺達に伝える。なんていうか、こいつは年々所帯染みた奴になってきたな……。などと、ボーッと横から顔を見ているとつい視線が合う。
「……? どうしたんですかしぐちゃん?」
「なんでもねえよ」
とりあえず誤魔化しついでに眞子の頭をポンと叩く。
さて、前置きが長くなったが、万屋時雨、ただいま依頼を実行中である。
最初のコメントを投稿しよう!