こっくりさんVS花沢さん

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「ふぅ…。実に平和だ」 ここ 死神No.1 を立ち上げた社長は熱いコーヒーをすすっている。 激安を売りにし死神派遣に成功して自分の会社を起こしたのだった。 なんせ株に頼っていてはいつか潰れる。 ジジジジジジジ ガチャ 「はいこちら死神協会付属死神No.1です」 若い女性が電話に出る。 「はい、こっくり様ですね、はい。今社長にかわります」 めんどくさいなぁ... なんでこっくりさんをやりたがるやつは消えないのだろう。 「はい変わりました死神No.1の社長です」 「わたくしこっくり様のもとで研修中のこっくりといいます。今こっくり様が困っておられるのです。なんとか協力してください」 「死神、送るかい?」 「はい、一体お願いします」 「えーと、一体ね……6400円ですが」 「大丈夫です。できるだけ早く死神様にきてほしいです」 「わかったよ」 ガチャ 「死神様、電話をきるのが早すぎます」
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