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幽丙はどうやら怪我はあまり無さそうだ
俺「幽丙好きなだけ殴れってアイツら気絶するまで殴って彼女連れてかれるぜ?」
幽丙「…した…なぜ…した…」
幽丙はぼそぼそと何かを言ったが聞き取れない
俺「え?」
幽丙「なぜ邪魔をしたんですか!!??」
俺「うわっ!なんで怒ってんの?」
幽丙「…昨日…あなた達を傷つけようとした…だから…だから罪滅ぼしをしようとしたのに!!!」
俺「罪滅ぼしをしようとする気持ちはありがたいけどもっと自分のことも考えようよ…みんな幽丙に会えるの楽しみにしてるんだよ?」
幽丙「なんで…僕なんかと会えるの楽しみにしてるんですか…?…僕はっ…みんなを傷つけようとしたっ!!僕のせいで!みんなが傷つくところだったんですよ!?僕のせいで…」
俺「でも傷つけていないじゃん?傷つけてないならそれでいいじゃないか」
幽丙「!!」
俺「失った物は戻って来ないけど、幽丙は失ってもないし、傷つけてもない」
俺はあることを思いだし少し、悲しくなった
幽丙「…そうですね…」
俺「ところでさなんで、アイツらを倒さなかったの?」
幽丙「人には手を挙げない、と言う師匠との約束でして…」
俺「師匠って光一のお父さん?」
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