第2話 今を声て-声に掛かる虹-

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「いくよ!ボーカロールギター!」 レインボーフロッグはそれを使い、ロック的な感じで行進曲を弾き始めた。 ♪♪♪♪♪♪♪♪ パラシティックはそれに合わせ、整列し行進を始めた。 「いまだ!チェロックニードル!」 さっきの声が繰り返す。 「チェロックニードル!」 レインボーフロッグは一番前のパラシティックにボーカロールギターの後部を当てた。すると針が飛び出し、つきつぎと整列しているパラシティックを串刺しにしていく。最後まで刺さったことを確認すると、一気に引き抜いた。 パラシティックはドミノ爆発というような感じで爆発していった。 光也はバイクから降りて物影に隠れ拍手をした。そしていった。 「レインボーフロッグ、なかなかな戦法だな。だけどあの状況ならスピーカーマイクのが有利のはず。何故使わなかった?もしかして自慢の七色の声の六色を失ってるからか?」 「?どうしてそんなことを知っているの!?」 「通りすがりのウェザーダイバーだからさ。」 「通りすがり?ウェザーオーロラね!・・・倒す!」 そういってレインボーフロッグは光也に向かってきた。 光也は顔を見られる前に、カードリーダーにオーロラと人の描かれているカードをリードした。 先程、レインボーフロッグの時に聞こえたあの声がいう。 「DIVE・ON!・Aurora!defective!」 光也はオーロラに輝く戦士へと姿を変え、バックルにカードリーダーをセットした。 「何故知ってる?ウェザーオーロラだって。」 「風の便りよ!ウェザーオーロラは世界の破壊者っていうね、覚悟!」 レインボーフロッグは身構えた。そして・・・ レインボーフロッグはボーカロールギターの先端の隠し刀を引き抜いた。
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